非エンジニアのLifeLog/LifeHack

総合建設会社で建築構造設計者としてキャリアをスタートさせ、現在は採用事業・紹介事業を通して人のキャリアを手助けしている僕が、備忘録として残しているだけのブログです。それが結果的に、どこかでだれかのためになれば良いと思っています。仕事をもっとラクにして、人生をもっと楽しくするために、ライフハックを続けていきます。

人生理念を貫けば無意識レベルで目指しているものに近づく

前回は、習慣化について書きました。

〜最も単純だけど最も難しい「習慣化」〜

http://nn-lifelog.hatenablog.com/entry/2018/12/16/214023

社会人になると、自分自身を取り巻く様々な要因により、新しい何かを自身の生活に取り入れるのは難しいんだろうなと、、、いろいろな人を見ていると感じます。

できている人とできていない人、何が違うのか?

一つに、「人生理念の無さ」があると思います。

人生理念が無いということは、目標を立てて達成させたとしても「あれっ、目標を達成したけど、何の為の目標だったんだ?」となってしまいます。

自分事として能動的に自分の人生を送れないのかなとも思います。

まぁ、目標を達成させていきながら人生理念を決めていくのも良いと思いますが、確固たる自分を構築する為に、20代のうちには人生理念を決めていきたいですね。

※ちなみに僕の人生理念は「愛」「感謝」「信頼」です。

 

さて、今回はタイトルの通り、人生理念を貫けば無意識レベルで目指しているものに近づくという話です。

 

僕が社会人になって最初に読んだ本がこちら。

著者:本田直之

ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと」

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高校1年生の頃に通っている高校が水害に遭い、自転車で通っている中で「あっちの家は何事も無かったかのように建ってる、こっちの家は取り壊されてる。何で?」という純粋な疑問から、大学では建築構造を学び、将来は構造設計者として建築構造に携わっていくと決めていた。

高校・大学・大学院と、僕はその夢に向かって突っ走る生活を送ってきました。そして、建築構造設計職でゼネコンに入社してこの本を読むまでは、「これからは構造設計者としてこれまでの学びを活かしていく」と本気で思ってきました。

 

この本は僕自身が人生について考え直すバイブルにもなっており、今でも定期的に読み返しています。

 

この本の始まりは、スティーブ・ジョブズのこの言葉。

「今日が人生最後の日だとして、今日これからやることは、本当にやりたいことか?何日ものあいだNOという答えが続いた時は、何かを変えなければならない。」

僕の社会人1年目は、毎日この言葉を自分の中で反芻していました。

 

「NOが続いたからといって仕事を変える」ということは一切思わず、自分の意識を変えてきました。

この「何かを変えなければならない」ということに対して、環境のせいにすることなく、自分自身で変えられるものを常に変えてきました。

 

ところで、この本で言われていますが、ノマドライフの定義は「仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル」というもの。

ただ単に「オフィスを持たずいろいろな場所で仕事をする」「インターネットを活用しモバイルを駆使した働き方」というものではありません。

 

収入の話をします。

今現在、僕自身がこのノマドライフを100%実践しているわけではないですが、状況的に近いのかなと思うので、この話をします。

僕自身、いわゆる大手企業(前職のゼネコン)から今のベンチャー企業へ転職し、収入は下がりました。

このノマドライフの図でいう凹んでるところかなと思います。

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※本の図を引用。

ただ、この本で言われていることに、以下のようなものがあります。

ノマドライフは続けていくと、ライフスタイルそのものがコンテンツになる。ライフスタイルを突き詰めるほどに生活や仕事のスキルが上がり、その上がったスキルからビジネスをクリエイトする能力が身につく。」

 

今の自分の毎日を振り返ると、まさにこれに該当するなと感じます。

昨日より今日、今日より明日、明日より明後日、、、

出勤してるしてないに関わらず、1日過ぎるごとに、自分のビジネスパーソンとしての価値を上げることを意識しているので、それがスキル向上に繋がりビジネスを生む可能性を上げることに繋がっていると実感します。

 

不運なことに、僕が建築業界を離れてからというもの、建設会社は好景気を迎え(オリンピックの影響が大きい)、給与(ボーナス)は跳ね上がりを見せていますので、まだまだ前職にいた方が年収的には多かったと思います。

ただ、今の僕が掲げている目標やビジョンを徹底的にやっていけば、僕の掲げている理想の生活を確実に実現できると感じています。

 

それも全ては人生理念を掲げてそれを貫いているからだと思いますし、そこから日頃の行動にまで落とし込めているからこそ、無意識のうちに近付いてきているのかなとも感じます。

 

ただ、最初からここまでの一貫性を持たせることができたかというとそうではなく、ここまで一貫性を持ってきたのもここ半年とかの話です。

 

転職した約3年前、今の仕事が安定してきた1年前、今現在、、、

人生ビジョンは全ての瞬間で違います。

 

「愛」「感謝」「信頼」

この3つの理念だけはブラすことなく過ごしてきた結果、今の自分があります。

今掲げている人生ビジョンは、もう変わることはないでしょう。

2019年3月に30歳になりますが、30歳になるまでに30歳以降の人生において大切にし続ける人生ビジョンを決めるという目標は達成できました。

 

人生理念の上に人生ビジョンがあり、それがブレないと決まった今、先ほどの年収の図で言うと、あとは上がり続けるだけです。

ここまで来ればもう無敵ですね。

どんな外的要因にも左右されない、何があってもブレない自分が上に登り続けるだけなので。

仕事においてもストレスを全く感じない、どんな出来事でもこれからの自分のビジネスに活きるコンテンツになりますから。

 

 

改めてこの本を読んでいて、アウトプットできることが多いなと感じました。

しばらくはこの本をもとに記事を書こうかなと思います。

読み返しながら、記事を書きながら、改めて自分の人生へ徹底的に落とし込んでいきます。

 

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