「仕事」の認識
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仕事を生産的なものにするには、
成果すなわち仕事のアウトプットを中心に考えなければならない。
技能・情報知識は道具にすぎない。
どんどんアウトプットをしよう。
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これは、ピーター・ドラッカーの格言です。
前職では東証一部上場企業の中で、技術職・営業職・事務職・管理職など、20代〜60代の働き方を見てきました。
今はベンチャー企業の中で、経営者・店舗経営職・人事職・事務職・、、、(多種多様なので割愛)、20代〜40代の働き方を見てきています。
職種や世代で働き方を区分したくないので、僕自身は「個人」で考えていますが、どんな仕事のやり方をやるかは人それぞれですよね。
「あなたにとって仕事って何ですか?」
この質問を投げかけると、どんな答えが返ってくるか。その回答で、仕事に対する意識がわかります。
いろいろな考え方がありますし、それはその人の価値観ですので、何とも思いません。
ただ、仕事において成長したいと言っているのであれば、ピーター・ドラッカーの格言を意識すべきでしょう。
仕事中にやたらとインプットに時間を費やしたり、出勤後にニュースを見たり(僕も前職でやってましたが、当時は仕事に対する意識が低かったことを自覚しています)、こんな人は周りにいませんか?
なんですかね、「それ、出勤前とか退勤後にやったら?」と思います。
だって、どこでもできますもん。
アウトプットに直結するインプットなのであれば良いと思いますよ。
前提として、オフィスや店舗に行く必要があり、そこにいなければならないコアタイムが決まっているというものがありますが、その場合は、そこでしかできないことであったり、そこでやった方が効率が良いことをやるべきです。
やるべきというか、やらなければなりません。
じゃあ、その人がアウトプットを中心に時間を過ごしているのかをどうやって測るのか、、、
パソコンを監視し続けるなんて非現実です。
「時間」ではなく「成果」で仕事を評価すれば良いんです。
残業に追加でお金を出すなんてやめた方が良い。
遅刻とか欠勤なんて気にしなくて良い。
場所の制約や時間の制約もなくせば良い。
与えられた役割の中で成果を出すためには何をすれば良いか、それはどこが良いのか、何時が良いのか、、、これらは自分で考えて自分で決断すれば良い。
成果に対してどんな貢献があるのかを会社が判断して、適切な対価を払えば良い。
会社に行って時間が過ぎればお金がもらえる。
ではなく、
創造しなければお金がもらえない時代になるのも時間の問題。
インプットの重要性はどんどん上がってくるでしょう。
仕事をしている時はとにかくアウトプットする。
アウトプットし続けるために日常でインプットし続ける。
インプットしていないとアウトプットなんてできませんから。
これだけを意識していれば、仕事に対する姿勢が変わると思います。
仕事中にインプットしないというのは、ずっとアウトプットし続けられるわけですから、究極のライフハックかもしれませんね。