最も単純だけど最も難しい「習慣化」
12月も中旬になり、2019年を迎えようとしています。この時期には毎年、「その1年の振り返り」と「次の1年のイメージ立て」をします。
Evernoteを使ってライフログを始めたのは2013年の4月。毎年のイメージ立てを始めたのは2015年の12月。ライフログ歴もまだまだ浅ければ、1年の振り返りとイメージ立ても全然慣れないです。ただ、慣れないながらも確実に行動に起こしているので、「習慣化」してきています。
「振り返りとイメージ立て」に関して、年間なると実行する頻度は少ない(1年に1回)ですが、月間(1ヶ月に1回)/週間(1週間に1回)/日次(1日に1回)/都度都度(行動ごと)と細分化していくと、もはや習慣になってます。
過去の記事にも書きましたが、ライフログを習慣にする為に、始めたての頃は全ての行動や思考を記録に残していました。
・起きた
・ラーメン食べた
・楽しかった
・悔しかった
これだけ見ると小学生の日記のようですが、本当にこんな感じでした。文字だけだと後から見返したときに状況把握ができないので、写真をセットにするというルールは決めていました。
「ライフログを付ける」というのは自分にとっては慣れない行動だったので、最初は本当にストレスでした。何度も忘れることもありましたし、忘れる度に自己嫌悪に陥っていました。それでも続けました。「ライフログを習慣化することが自分の人生において何かしらの価値を生む」と信じていたからです。信じていたというか、「この行動を何かしらの価値にしよう」と決めていた感じですね。だからこそ、強い意志を持って継続でき、習慣にすることができたのだと思います。
「ライフログを残すという習慣がどのように仕事に活きているのか?」
これは明確です。ビジネスパーソンとして「振り返り」の大切さは言わずもがな。適切な振り返りをする為には、自分自身を認識する要素が必要。記憶力の良い人は残す必要もないかもしれませんが、僕自身は記憶力が超悪いので、何でもかんでもログに残しています。何でもかんでもログに残すというのは、実はめんどくさいことです。慣れていない人にとっては、かなりの工数だと思います。ただ、振り返ることが習慣になっていると、ある行動を起こしながら頭の中が振り返りの思考になっているので、振り返りにあえて時間を設ける必要もなくなってくるんですね。次のアクションに移る数分の間に、ちゃちゃっとメモに残すだけ。
まとめます。
「自分の人生でなりたい自分を定める」
「仕事を通してどうなりたいかを決める」
「所属している組織やチームでの役割を認識する」
「その役割の中で目標を立てる」
「目標に向かう行動計画を立てて実行する」
「振り返りをする」
「振り返りにより現状を理解する」
「現状を理解した上で目標を達成している自分とのギャップを認識する」
「ギャップを認識したら行動計画に反映させて改善する」
この流れを実践できることって、自分で自分の人生をコントロールする為には絶対的に必要だと思っています。
※フリーランス的に動いていくのなら、役割認識の部分は不必要。
こうやって明文化すると、「当たり前のことしか書いてないじゃん!」と思うはずです。じやあ、この当たり前のことをできてる人はどのくらいいるのか?というか、自分の仕事における一つ一つの経験が、なりたい自分に近づく為の大切な要素だとわかりますよね。でも、今の日本には、「熱意あふれる社員」はたったの6%しかいないんです。
https://president.jp/articles/-/23978?display=b
悲しすぎます。仕事って前向きになってやればやるほど、人生が豊かになるのに。
僕の場合は、ログを残すという習慣が結果的に仕事においても有効な手段となりましたし、ライフハックを実践するのにかなり役立っています。皆さんはどうですか?プライベートで習慣になってることが仕事に活きていることはないですか?または、これから習慣にしたいと思っていることはありますか?習慣になるってことは、ストレスを感じることなく行動できるということなので、人生が楽しくなりますよ。
習慣化において必要なことは、「意志を明確に持ち、とにかく粘り強く実行し続けること。」ですかね。難しいことなんて何もありません。本質はいたって単純。
P.S.
現在、新規事業立ち上げの為に個人コンサルを受けています。事業の立ち上げに関わる専門的なティーチング・コーチングはもちろん、自身の人生自体理念を改めて確立させることもやっています。そこでの考え方は、これまで大切にしてきた理念と重なることばかりなので、このブログにて小出しにしていきます。