原点回帰のつもりで「ライフハック」について
原点回帰のつもりで、「ライフハック」について調べてみました。
「ライフハック」という言葉はネットスラングとして定着しできたようですが、2004年頃から使われ出したもので、米国のテクニカルライターであるダニー・オブライエンが考案しました。「ライフ = 人生」と「ハック = 上手にこなす」という2つの言葉が合わさって作られた言葉です。
彼は生産性が極めて高いプログラマーについて調べ、そのプログラマーが才能に恵まれた「天才」なのかを調べたところ、人にみせるのも恥ずかしいような小さく便利なスクリプトを開発し、それを繰り返し繰り返し利用することで時間を節約しているということを発見した。彼はこうした「小さな習慣」を、自分の人生を器用に改善する「ハック」であると考えて、「ライフハック」という言葉を考案したようです。
要は、以下のような意味となります。
「ライフハックとは、日常的に実践している小さな習慣の繰り返しで効率化すること。」
よくライフハックは「鼻の高い感じのする仕事術」のような使われ方もしますが、本来の意味は「ちょっとした工夫」程度の意味です。ただし、この「ちょっとした工夫」「小さな習慣」を繰り返していくことで、ゆるやかに人生を変えていけるほどになるのです。
ライフハックに関して深掘りをしていくと、ライフハックという考え方自体が、状況をより良くしたいという思考の持ち主にしか生まれないものなのかなと感じています。それが仕事なのか、プライベートなのか、人生そのものなのかは人によって違うでしょうけど。なぜなら、状況をより良くしたいと思わなければ小さな習慣もただの流れ作業になるだけです。「効率化させることによって創出された時間で状況を良くしよう」というライフハック思考を持つことが、その状況を楽しむ一つの手段なのかなと思います。
だから、こんな僕の習慣もライフハックに該当する。
・朝、駅へ向かう15分間でその日のスケジュールを全て埋め込む。
・電車に乗ってオフィスビルに到着するまでの45分間のうち、30分間は蓄積している記事の確認、15分間は専門の学習。
・オフィスビルに着いてから60分間は、オフィス以外のスペース(1階の共用スペース)で非緊急/重要なタスクに時間を充てる。
・オフィスビルの1階からオフィスへ向かうまでに朝の業務連絡の確認。
・オフィスに着いてから30分間は、請求書や未整理書類の整理。
・出勤時間直前の15分間で採用関連のメール確認、新着応募の確認、進捗を確認。
※出勤時間は日による。
・退勤後の駅に向かうまでの時間で業務連絡の確認。
・電車に乗ったらその日の振り返りを30分間。
・家の最寄り駅に着いたらメンバーの日報を確認してコメント(Web上での1on1のつもり)。
※家に着いたらご飯を食べてお風呂に入って、家族との時間を過ごす。
・寝るまでの時間に次のものを処理。300通ほどのメルマガ確認、当日最後の業務連絡確認、朝のニュース番組の見逃し放送をスマホで確認。
全ては、出勤時間に最大限のパフォーマンスを発揮する為の準備。仕事をラクにして、人生を楽しむ為にやっていることです。