"楽"する為に"楽しい"を捨てる
最初に、一つ格言を。
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「楽しい」と「楽」は対極だよ。
楽しいことがしたいなら、楽はしちゃダメだと思うよ。
楽しようと思ったら、楽しいことはあきらめなきゃダメだね。
by 甲本ヒロト
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「生きる」ということの本質だなと思います。
「えっ、"楽"したいし!楽しみたいし!」と考える人も多いと思います。
両方満たすことも可能だと思います。
でも、楽をしながら楽しいことをしている人というのは、「楽をする為に楽しいを捨てる」経験をしているはずです。
働き方に例えるとわかりやすいと思います。
安定した企業に勤めれば、ゴールデンウィークやシルバーウィークは長期休み、お盆や年末年始も当たり前のように長期休みになるでしょう。
土日や祝日も当たり前のように休みで、仕事は持ち帰らない生活かもしれません。
月曜日を迎えて、金曜日まで働き、華金で飲みに行く。
この繰り返しかなー。
➡︎週末や長期休みに楽しいことをする為に、平日はしんどいけど仕事を頑張る生活。
ベンチャー企業や、自分で何かを始めようとしたら、長期休みはないかもしれません。
土日祝は休みではなく、シフト制かもしれません。
24時間365日、仕事を意識する生活かもしれません。
➡︎人によって違うと思いますが、将来的に楽をする為に、楽しいことを捨ててがむしゃらに働く生活。
どっちが良い悪いではありません。
どっちの生活をしたいかです。
ちなみに、後者の生活をする場合は、自分の価値を意識する必要があります。
価値を意識して後者の働き方をしていくと、結果的に楽しいことを掴める可能性があります。
というより、価値の提供できる仕事をしていると、人生が豊かになっていくので、自然と楽しいという感覚が生まれるはず。
ちなみに僕は、前者の生活を捨てて後者の生活を選びました。
ルールに縛られるのが性に合わなかったからです。
土日だからどっかに行けたり、長期休みだから旅行に行けたり、今年のゴールデンウィークは何連休だとか、、、
そんなことで、自分の行動を縛られたくないなと。
自分の好きなタイミングで、
自分で選んだことを、
自分が選んだ人と、
自分の好きな場所で、
何にも縛られることなく生活をしながら、
自分の価値を提供して対価を得る。
そんな生活に向かう為に、後者の生活を選びました。
それと同時に、いろんな楽しいことを捨てました。
大切なのは、いつのタイミングで"楽"をしたいか?
仕事終わりですか?
週末ですか?
長期休暇中ですか?
これらは短期的な視点で楽を掴みにいってますね。
それとも、長期的な視点で見た時に30代とか40代とかから人生そのものを楽にしたいか。
その為に、楽しいことを捨てる期間を作るか。
仕事を楽にしていったら、人生は楽しくなるに決まってるんです。
大変なことが多いから、苦しむんですよね。
まぁ、人生は生きてるだけで丸儲けですからね〜