当たり前レベルを上げると仕事がラクになる
前回は、建築家のミース・ファン・デル・ローエの格言を紹介しました。
「Less is more.」(より少ないことは、より豊かなこと)
「God is in the detail」(神は細部に宿る)
※以下、前回の記事です。
http://nn-lifelog.hatenablog.com/entry/2019/01/07/070917
最近思うことがあります。「依頼されていることをなぜやらないのか?またはやれないのか?」「なぜ自身のTodoから漏れてしまうのか?」ということ。
期日を守れない、ルールを守れない、こんな状況が続くと信頼されなくなっていきます。
「この人に依頼してもやってくれないから、別に人にお願いしよう」「きっとこの人はやらないだろうな、、、やっぱり」となってしまいます。
僕が依頼する側だったら、そう思いますね。
以前、Todo管理について書きましたが、方法は人それぞれだと思います。
※「タスク管理・Todo管理」に関する記事。
http://nn-lifelog.hatenablog.com/entry/2018/07/23/233544
例えば、「●●をやってくださいね」と言われたら、少しでも早いタイミングでやろうと思いますよね。
期日が決められていれば、期日までに確実に実施しようと考えて、スケジューリングしますよね。
じゃあ、何回言ってもやらない人ってどんな人なのか、、、
単純に、依頼されたことをやる意味がわからないからやらないというパターンもあると思います。
ただ、この場合はチームのマネージャーの管理不足が原因ですね。
「●●をやりなさい」と言ったところで、それをやる意味がわからなければ動かないでしょうし、それがその人にとってどんな意味があるのかも説明してあげないと、その人は自分事として捉えてくれないですね。
もう一つは、普通に忘れるパターン。
「あっ、そういえばやってない。やらなければ。」という人が多いのかなと思います。
これって何が原因なのか?
チャットで「●●について確認してくださいね」と言ったのに、数日経っても返信もなければ状況は変わってない。
感覚的に「後でやろう」ではほぼ間違いなく忘れます。
タスクリストやTodoリストに入れるという作業をやる方もいますね。
ただ、それだけでも忘れます。
タスクリストやTodoリストに入れたとしても、それを追加しただけで「いつやるのか?」まで管理できてないのことが原因です。
リスト上に「●●日が〆切」「●●日までに実施する」ということが反映されていることもあると思いますが、それでも不十分です。
リストを毎日確認して、毎日のスケジュールにまで落とし込んでいれば問題ないのですが、往々にしてあるのが、スケジュールとリストがリンクしていないという現象。
リスト上では「今日●●をやろう」と思っていても、スケジュール的に空いた時間がない。
そうするとどうなるかというと、「今日できなかったから別日に変更しよう」となります。
〆切がその日だったら、担当者に催促されます。
もはや負の連鎖ですね。
こんな人がやるべきことはたった1つ。
自分の時間をブロッキングすることです。
スケジュールに「13時に●●さんとランチに行く」って書いてあったら、13時に●●さんとランチに行きますよね。
これと同じことをやるだけです。
どんな小さなことでも自身のスケジュールに入れておく。
〆切があれば〆切前のスケジュールに落とし込む、〆切がなくても依頼されたことは近々の日程で空いている時間に落とし込む。
その時間になったらそのアクションを起こすのですから、単純で最も有効な自身のアクション管理ですね。
こういう当たり前レベルのことを当たり前にできる人が、当たり前のように信頼されていきます。
当たり前レベルを上げていくと、些細なことで周囲から指摘されることがなくなります。
「この人は特に何も言わなくてもやってくれるな」と思ってもらえれば、何度もリマインドされることもなくなります。
そうすると、確実に仕事がラクになります。
そうなると、人生が楽しくなりますね。