ライフログを始めよう!vol.02
前回の記事では、ライフログを始める際に用いるツールとしてEvernoteを使っていきますということを書きました。
今回は、Evernoteの機能について簡単に説明していこうと思います。
「どのように使っていますか?」
「使い方がよくわかりません」
という声もよくもらいますが、僕なりの使い方は説明できても、「使いやすい使い方」というのは人それぞれなので、使っていきながら使いやすい方法を見つけていってほしいと思います。
僕自身も毎年毎年、その時の生活に合った使い方に変更しています。
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目次
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Evernoteの基本機能
Evernoteを使う際に把握しておくべき機能は以下の3つ
- ノート:1つ1つのファイル
- ノートブック:フォルダのようなもの
- タグ:しおりやラベルのようなもの
この3つの機能を活用して整理していけばいいのです。
例えば、、、
仕事を通して学んだことを「ノート」に記録して、「仕事」という「ノートブック」に入れて、「学んだこと」というタグを付ける。
というような感じです。
「ノートブック」は1つしか指定できませんが、「タグ」は何個でも付けることが可能です。
なので、「学んだこと」と「やりたいこと」を一緒にノートにまとめた場合は、「学んだこと」「やりたいこと」という2つのタグを付ければOKというわけです。
ただ、ライフログの鉄則として「思いついた時点でどんなことでも残す」ということをオススメします。
Evernoteの検索機能は非常に優秀なので、あとでいくらでも検索することは可能です。
「1つのノートに1つの情報」ということを意識して、まずはとにかく多くのノートを残してみてください。
ちょっとした応用機能
それは、「スタック」というものです。
簡単に言うと「ノートブックを束ねるフォルダ」。
例えば、、、
「仕事」というノートブックを作る際、1年目と2年目でノートブックを分けたいと感じることがあると思います。
その場合、「仕事-1年目」「仕事-2年目」などのようにノートブックを分けることもできますが、「仕事系のノートブックとしてまとめたいな・・・」と思うこともあると思います。
そこで「スタック」の出番です。
「仕事」という「スタック」を作成し、「1年目」「2年目」という「ノートブック」を作成して「仕事」という「スタック」に所属させます。
↑こんな感じになります。これでも良いのですが、規則に則って整理したい人にとってはイマイチだと思います。使ってみればわかるのですが、「スタック」「ノートブック」「タグ」の表示順は、「記号の昇順⇒数字の昇順⇒アルファベットの昇順⇒漢字の昇順」というものになっているので、使いこんでいく中で無秩序に「ノートブック」などが増えていくことを「嫌だなぁ」と思う人もいるでしょう。
そんな人は、さらに見やすく&わかりやすくするために、「001/仕事」という「スタック」を作成し、「001001/1年目」「001002/2年目」という「ノートブック」を作成して「001/仕事」という「スタック」に所属させます。
↑こんな感じです。この数字設定は例なので、自身でわかりやすい文字列を見つけていってください。
スタックの設定方法
※以下、iPhoneのアプリで設定する場合
↑ノートブックを左にスワイプすると歯車マークが出てきますので、 それを選択します。
↑「スタック」という部分がデフォルトだと「なし」になっています。ここを選択します。
↑新しいスタックを作成する場合は、スタックと掛かれている下の空欄に指定したいスタック名を入れます。既存のスタックを使用する場合、一覧から選択します。
↑「スタック」の部分に選択したスタックが指定されています。
↑これでスタックの設定は完了です。
具体的な使用例
↑僕が現在使っているスタック一覧です
「000/●●」「001/●●」・・・
という感じで整理しています。
※西暦でまとまっているノートブックは2年前まで使っていた整理方法です。
ほとんど動いていないスタックもありますが、運用して2年間程経つ中で、大体このスタックで事足りています。
↑「004/Book」に所属する「ノートブック」一覧
「Book」に関連するノートブックが整理されています。
ノートブックは、運用していく中で削除したり追加したりしています。
最後に
新しいツールの機能を使いこなすって、最初はすごくめんどくさいです。
ただ、いくらめんどくさくても「やると決めたもの」であればしっかりやらなければなりません。
もっと言うと「なぜそれをやっているのか?」ということをしっかりと考え、やり続けることで訪れる楽しみを実感してみてほしいです。
「もっとこんな運用が良いんじゃないか?」
「こんなことはできないのかな?」
など、いろいろなアイデアがうまれて、結果的に仕事の効率を上げることにつながるかもしれません。