非エンジニアのLifeLog/LifeHack

総合建設会社で建築構造設計者としてキャリアをスタートさせ、現在は採用事業・紹介事業を通して人のキャリアを手助けしている僕が、備忘録として残しているだけのブログです。それが結果的に、どこかでだれかのためになれば良いと思っています。仕事をもっとラクにして、人生をもっと楽しくするために、ライフハックを続けていきます。

ライフログを始めよう!

新卒の説明会や面接・研修などで自分のことを伝えるとき、必ずと言っていいほど「ライフログ」について話します。すると、幸いなことに、興味を持ってくれる子が一定数いて、「どうやっているのか具体的に聞きたいです」とか「自分もやってみたいです」などの声をもらいます。

僕のライフログ歴と社会人歴は同じで、6年目に差し掛かっているわけですが、毎年毎年ログの残し方を変えながらやっています。前の記事にも書きましたが、ライフログを残すことで自身のブレない軸を持てているので、皆さんも試しにやってみませんか?

現在、僕自身がどのようにライフログを残しているのか、興味を持っている方を対象にして書いていきたいと思います。




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目次


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メインツールはEvernote

Evernoteライフログをやっていこうと思うキッカケとなった本がこちら。
diamond.jp
僕のライフログのベースはこの本に書かれていることなので、是非読んで頂きたい。

社会人になりたての頃はとにかくたくさんのインプットをしようと思っていたので、休日は必ず本屋へ行き、興味を持った本を大人買いして読みまくるという生活をしていました。近くのスタバへ行き、1日中読書や勉強をするという生活。

休みの日でも、朝は7時には寮を出て帰宅は21時頃という生活を送っていましたが、疲れは一切感じずに有意義な時間を過ごせていました。「睡眠時間を長く確保できてるから疲れが取れる」ではなく「家にずっといてダラーっと過ごしているから疲れが取れる」でもなく、結局はどういう意識でその時間を過ごすかどうかで疲れは取れていくのだと、社会人1年目の生活で感じることができました。

社会人1年目に無理矢理にでもライフログを生活に組み込み、習慣化できたことが今の仕事に対する姿勢にもつながっています。
Evernoteを使う利点はいくつかありますが、OneNoteや他のツールでも同じようなことはできるかもしれません。

ただ、僕はEvernoteが好きなのでEvernoteを使っているだけです。どんなツールを使おうが、大切なのは「そのツールを使い込むこと」です。




全てをEvernoteに集約

やり方は簡単。

「生活の全てをEvernoteに入れ込む」

これを徹底するだけです。

・ニュースを読んだらEvernote
・本を読んだら所感や内容をEvernote
・ある場所に滞在したらEvernote
・何かを思ったり気付いたらEvernote
・仕事のアイデアEvernote
SNSに投稿したらバックアップをEvernote
・家族との思い出をEvernote
・残しておきたいメールをEvernote
etc...

何でもかんでもEvernoteへ入れ込むのが僕のライフログのこだわりです。中には無駄なものもあるかもしれない。無駄だろうなと思うものは見なければ良いだけ。

「もしかしたら何かに役立つかもしれない」

この気持ちで全てを残しています。

Evernoteの最も使っている機能として「検索」があります。無秩序に入れ込まれた情報でも、優秀な検索機能を用いれば、必要な情報に行き着くことができます。

あとは、いかに効率良く様々な情報を集約するかを常に考え、調べ、試し試しやっています。

ここでは2つのアプリを紹介します。

1つ目は「DayEntry」


1日1ノートが実現できるアプリで、情報の蓄積に使っています。

2つ目は「StackOne」
これもDayEntryと一緒で、1日1ノートで情報を蓄積しています。

どう使い分けてるかというと、
「DayEntryは仕事のログ」
「StackOneはプライベートのログ」
というだけです。

どっちをどっちに使うかはそれぞれの好みだと思いますが、僕の場合はもともとDayEntryを使っていて、仕事のログとプライベートのログの両方をまとめて1つのノートに残していました。

ただ、情報がごちゃ混ぜになって振り返りにくいと感じたことと、子どもができて家族のログを1つのノートにまとめたいなと感じたことをキッカケに、DayEntryと同じようなサービスがないかと探して、見つけたのが StackOneでした。

使っていて唯一感じる違いは、「DayEntryは音声を残せるが動画を残せない」を「StackOneは動画を残せるが音声を残せない」というくらいかと。
※厳密に言うと他の違いもありますが、気になる方は調べてください。というか、使ってみるのが一番良いです。




IFTTT(イフト)で連携


IFTTTでの連携は最強です、、、

アプレット」というものを用いて、サービスとサービスを連携させます。

僕が使っているものとしては、、、
・朝6時にその日の天気を記したノートをEvernoteに作成する。
・swarm(Foursquare)というアプリでチェックインしたらEvernoteにノートを作成する。
Facebookに投稿したらEvernoteにバックアップノートを作成する。
Instagramに投稿したらEvernoteにバックアップノートを作成する。
・朝4時にその日に使う仕事ノートをEvernoteに作成する。
Googleカレンダーに「MTG」という文字がある予定が入ったら、開始30分前に備忘録用のノートをEvernoteに作成する。
※「Seminar」「Event」というフレーズも同様。

このようなアプレットを用いて、日々のログを残したりライフハックを体現したりしています。

SNSの投稿を残したりしているのは、そのサービスがなくなった時に自分のログが消えてしまうということへのリスクヘッジであり、GoogleフォトとAmazonプライムフォトに同じ写真を残しておくことと同じようなものです。

普段のスケジュール・タスク管理はGoogleカレンダーでやっているので、あるキーワードが入った時に自動でEvernoteにノートが作成されるというのは、少しでも自身の業務工数を削減させるためにやっているものです。

IFTTTでの連携で考えていることは、上記で書いたように「ライフハック」と「バックアップ」であり、あくまでもライフログをするための1つのツールとしてIFTTTを使っているということです。




自身のデータベースを作る

ライフログを始めて6年目に入りますが、今まで蓄積してきたノートは46,199(2018.07.05時点)を数えます。

何かを調べようと考えた時、僕が最初に検索をかけるのはGoogleではなく自身のEvernoteです。Evernoteに残っているということは、これまでの自分が将来の自分のために残したということであり、かなりの確率でGoogle検索しなくてもその時に求めているものが端的にわかったりするんですよ。非常に便利です。

「そういえばこの時期にも同じようなことを気にしていたな」と、過去の自分を振り返るキッカケにもなります。

自分の人生をEvernoteというツールを用いてデータベース化する。これにより何が生まれるのか?その答えは、やってみないとわかりません。

この記事を読んで「とりあえずやってみよーかなー」と思った方は、とりあえずやってみてください!そして、次回以降のブログも読んでみてください!僕なりのEvernote運用方法を説明していこうと思いますので。




おまけ

「たった一度の人生を記録しなさい?自分を整理・再発見するライフログ入門」を読んだ時に残したメモを共有します。

・自分なりに何かを発見したという事実、心が動いたという事実を客観的に積み上げることが成長の原動力。
・成長のためには、自分で考え行動し、身につけること。ただ人から聞いたというだけではなく、自分を通過しているということが何より重要。
・記録は、自分が残したものであることに価値がある。
・成長は必ず自分が引き起こすもの。他人がきっかけになることはあるが、成長を生み出すことは自分でしかできない。
・良くも悪くも、人間は自分の記憶を自分の都合の良いように変えてしまう。
・記憶に頼らない、正確で客観的な自分を知ることができる。
・嬉しいことがあれば、忘れないために書く。嫌なことがあれば忘れるために書く。書くことで良いことは忘れないし、嫌なことは忘れられる。
ライフログの基本は、忘れる前にメモすること。